Nocturne 1
11月21日(金)
10周年を記念したNocturneの1夜目は渋谷Spotify O-EASTでスタート。既存の音楽概念やスタイルを押し広げるユニークなサウンドと光に焦点を当て、身体と意識の変容をもたらす表現の最前線を探求します。国内外のアーティストたちが大胆なパフォーマンスを通じて実験的なエネルギーを解き放ち、覚醒の領域へといざないます。
このプログラムに最初から最後まで参加することも、よりダンスに傾倒した深夜帯から入場することも可能です(チケットはこちらから)。以下では、Nocturneシリーズの幕開けを飾る出演アーティストの一部をご紹介します(フルラインナップはこちら):
ALVA NOTO DE
ベルリン拠点のアーティスト/コンポーザーのCarsten NicolaiことAlva Notoが、初回エディションに出演して以来、10周年の節目という絶好のタイミングでMUTEK.JPに帰還します。電子音楽とヴィジュアルアートの両分野を牽引する彼は、音、科学、構造を融合し、緻密でありながら深く感情に響くパフォーマンス生み出します。これまでにグッゲンハイムやポンピドゥー・センター、テート・モダンなどで作品を発表し、坂本龍一との共同作曲による映画『レヴェナント:蘇えりし者』でも知られてます。今回は「聴覚的宇宙生成論」に基づく「HYBR:ID UNI PARA」と題するパフォーマンスを披露します。


∈Y∋ + C.O.L.O JP JP
Boredomsのフロントマンとして日本の前衛サウンドを牽引してきた∈Y∋と、マルチメディア・コレクティブCosmic Labの創設者C.O.L.Oによるコラボレーション。
壮大なプロジェクト「Boadrum」でも世界的に高く評価されている∈Y∋と、Jeff Millsの『THE TRIP - Enter the Black Hole』を手がけたC.O.L.Oがタッグを組み、ハイブリッドな音と映像の臨界点を探るA/Vショーを上演します。


goat JP
実験的リズム・アンサンブルのgoatは、コンポーザー/マルチインストゥルメンタリストの日野浩志郎を中心に、現在は楽曲によって楽器を持ち替えていく5人編成で活動。音階を無視し、ノイズ、ミュート音などから楽曲を構築します。人力で再現されるポリリズムとわずかなズレが生む緊張感、執拗な反復によるトランス的な高揚が特徴。都会的でありながらも民族的なグルーヴが共鳴します。


GEZAN JP
オルタナティブロックバンドGEZANがエクスペリメンタル・セットで登場。恐れを知らないジャンル横断的なパフォーマンスを通じて、生の強烈なエネルギーを放ちます。
2009年の結成以来、ラディカルな表現と社会意識に根ざしたビジョンで国内外から高い評価を獲得。フロントマンのマヒトゥ・ザ・ピーポーを中心に自主レーベル「十三月」を主宰し、FUJI ROCKやウガンダのNyege Nyege Festivalなどでその圧倒的なライブエネルギーを披露しています。


machìna KR/JP
韓国出身、東京とベルリンを拠点に活動するmachìnaは、エレクトロニックミュージックに即興性と感情の深みを融合させています。モジュラーシンセとボーカルを軸に、緻密さと温かさを併せ持つライブテクノが特徴。MUTEK Montreal、Berghain Silvester KlubnachtやRichie HawtinのFrom Our Mindsツアー出演など、多彩な実績をもちます。
今回はリズムとサウンドが織りなすハーモニーに着想を得たライブセット「Action」を披露します。


Nocturne 1のラインナップは、さらに2組のエキサイティングなコラボレーションによって完成します。近日中に別の記事で紹介予定です。
- Nicola Cruz EC + BunBun CA/QC
- PAURRO MX + Alex Vlair CA/QC
チケットは次の価格帯に上がる前にぜひご購入を。(チケット情報はこちら)
25歳以下の方には特別割引の「U25チケット」をご用意しています。
日時:2025年11月21日(金)
開場:19:00 / 開演:20:00 / 終演:5:00
会場:Spotify O-EAST(東京・渋谷)
入場条件:18歳以上(写真付きID必要)
ジャンルを超えて

没入体験の先端へ

未知の驚きに触れる一夜

革新の10年:MUTEK.JPの軌跡を辿る
