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2021年 12月 3日
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​​MUTEK.JP x KALKUL【Urban Sound Gallery】

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MUTEK.JPと複合現実企業Kalkulは、空間オーディオアプリAURAを用いたARサウンドスケープ体験「Urban Sound Gallery」をローンチします。

東京を拠点とするスタートアップのKalkulは、今年、最初のプロダクトとなるiOS向けモジュール式空間オーディオアプリ「KALKUL AURA」をリリースしました。AURAは新しい空間的な音響世界を体験できるアプリで、イヤホンをつけて地理上に位置する3Dサウンドホログラムの中を歩くことで、物理的な世界とデジタルな世界の融合を可能とします。

この先鋭的で未来的なAURA体験に触発されたMUTEKは、Kalkulと手を組み、今年のフェスティバル開催に合わせてAURAの中に「MUTEK.JP DISC」を、そしてMUTEKと縁のある2人のアーティストのディスクを共同で制作しました。12月5日にリリースします。

「MUTEK.JP DISC」では、フェスティバルに出演する5名のアーティスト、Aalko aka Akiko Kiyama、Lemna、Masayoshi Fujita、NTsKi、Risa Taniguchiによる未発表音源を用いた空間メディアコンテンツを渋谷周辺に展開します。12月8日〜12日にフェスティバルで実演されるライブパフォーマンスへのイントロダクションとしてお楽しみください。さらにMUTEKと縁のあるアーティスト2名、Yuri UranoSaskiaがコンセプチュアルなディスクを制作しました。

AURAとMUTEK.JPは、パフォーマンスとコンテクストの新しいハイブリッド形式を体験できる、今後のイベントにおける空間メディアの可能性を提示します。来場者は、ライブイベント、従来のオンラインストリーミング、そして新しい複合現実フォーマットのハイブリッドを体験できます。

◾️MUTEK.JP DISC

MUTEK.JP 2021フェスティバルに出演する以下の5人のミュージシャンの新しいサウンドを渋谷にレイアウトしました。彼らのライブセットのイントロダクションとしてお楽しみください。

Aalko aka Akiko Kiyama
Lemna
- "Closer to the Boundary" from immersive storytelling "Dusk"
Masayoshi Fujita
NTsKi
Risa Taniguchi

◾️Yuri Urano

AURAの技術に触発された彼女は、京都の嵐山の古い音を、東京・渋谷にあるMIYASHITA PARKの新しい建造物の上に空間移動させました。ユーザーは、宮下公園の前でホログラムの体験を紹介するYuriを見て、嵐山の美しい音の中を歩き始めることができます。

◾️Saskia

渋谷・代々木公園で最大規模のAURA体験を制作しました。50層に及ぶ空間的な音とホログラムが混ざり合い、3つのストーリーが来場者の記憶と次元を振り返る旅へと誘います。公園の入り口では、本人がこの体験の紹介をしています。

◾️Machina [bonus content]

ボーナスコンテンツとして、東京を拠点に活動する韓国人アーティストmachìnaによる渋谷スクランブル交差点での巨大ホログラムを楽しむことができます。この体験では、彼女が新たにリリースしたアルバム『Compass Point』の新しいサウンドを探索することができます。

AURAの使い方

ステップ0 - AURA appをダウンロード

AURA for iOS

ステップ1 - ディスクの選択

アプリ内の”AURA-Disc Store”にアクセスして、好きなディスクを選びます。ストア内では、コンテンツを聴いたり、読んだりすることができます。気に入ったディスクがあれば「追加」をタップして、そのディスクをAURAで再生します。

Kalkul aura store

ステップ2 - マップを開いて、ホログラムのある場所へ歩く

ディスクを追加すると、マップが表示され、ホログラムコンテンツのあるディスクをマップ上で探しまわることができます。そのディスクに向かって歩くだけで、新しい体験ができます。

Kalkul aura map

ステップ3 - 聞く、見る、共有する

ホログラムに近づくと、自動的にサウンドが再生されます。視覚的なホログラムを発見した場合は、ボタンが表示され、あなたのスマートフォンの拡張現実ビューに入ることができます。カメラとマイクを起動して、体験の様子を動画で撮影し、自由にシェアすることができます。

Kalkul aura hologram

KALKUL AURA™

イヤホンやiPhone、そして将来的にはARグラスを使って探検できる音とホログラムの拡張現実の世界、それがAURA。ユーザーは街を歩くだけで、自分の周りにある空間メディア・ホログラムを探索することができます。

遊び心のある革新的な3Dユーザーインターフェースにより、ユーザーは自然な方法で空間世界と対話することができます。このインターフェースはアップデートを通して機能が拡張されるほか、ユーザーが個人に合わせて好みの設定をすることも可能です。

AURAのコンセプトは、ディスクを構成要素とするモジュラー方式。ユーザーは、ホログラム体験のカタログの中から何枚かのディスクを選択し、自分の好みに合わせて空間メディアの世界をミックスすることができます。空間メディアのコンテンツは、AURA-DISCと呼ばれるディスクにパッケージ化されています。

KALKULについて

Kalkulは、ドイツ人サイバネティック・エンジニアのBartek Kolaczとフランス人ブレイン・マシン・インターフェース・エンジニアのMehdi Hamadiによって設立された東京を拠点とする複合現実企業。二人の創業者は東京で出会い、電子音楽、プロダクトデザイン、ハイテクノロジーへの情熱で意気投合。新しいタイプのAR(拡張現実)イヤホンのデザインとその試作から事業を開始。Kalkulのミッションは、現実世界に重ねられた音の世界を創造し、音楽の中で生活できるように日常生活を向上させること。

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