Reo Anzai & Santa NaruseJP
アンザイレオは日本生まれのアーティスト。音と空間における人間の身体性の研究に基づき、サウンド作品や映像装置を制作し、環境音楽の可能性を空間的側面から探求している。また音楽家としてアニメーション作品や映画作品に楽曲を提供している。
Santa Naruseは2000年生まれのビジュアルアーティスト。リアルタイムレンダリング技術と機械学習技術を組み合わせた映像表現を模索しながら、オーディオビジュアル、インスタレーション制作などを行っている。慶應義塾大学SFC徳井直生研究室 Computational Creativity Lab所属。
Reo Anzai & Santa Naruse JP — Afflatus Spectrum
「Afflatus Spectrum」は人間と人工知能によるオーディオヴィジュアル・パフォーマンス。人間は音を、人工知能は映像をそれぞれ演奏する。人工知能は、ヴィジュアルノーテーションという音を表現した映像をリアルタイムに生成する。人間は、生成されたヴィジュアルノーテーションを解釈し、音を演奏する。その音を人工知能にフィードバックし、新たなヴィジュアル・ノーテーションを生成する。これを繰り返すことで人間と人工知能が創造的なひらめき（Afflatus）を与え合う創発的なパフォーマンスを形成する。このパフォーマンスの創造性の主体が人間なのかそれとも人工知能なのかを曖昧にして、両者の共創のひとつの形を提示することを目指す。
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