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アーティスト

France Jobin & Markus HeckmannCA/QC+DE

France Jobin & Markus Heckmann<sup>CA/QC+DE</sup>
France Jobin & Markus HeckmannCA/QC+DE
Play 2

12.09 | 18:30_21:00
Live A/V

France Jobinのオーディオ芸術は、「音響彫刻」と呼ばれ、複雑な音環境をミニマリスト的なアプローチで捉えている点が独特だ。1990年代の半ば以降、Jobinはアナログとデジタルが交わる領域にて、極めて周密な作品を制作してきた。Jobinのインスタレーションは、様々な地域の建築様式を着想の原点として、音楽的要素とビジュアル要素を並列的に組み合わせたものとなっている。Jobinは、様々な有名レーベルから数々のソロアルバムを発表しており、コンサートおよびインスタレーションは世界中のいくつかの都市で展開されてきた。

Markus Heckmann
は、1977年にIlmenau UniversityおよびBauhaus University Weimarにてメディア技術を学んだ。2006年には、トロントに拠点を置きTouchDesignerを手がけているDerivativeの技術責任者に就任した。Heckmannの個人制作作品は、どれも一貫して、コンピューターによるジェネラティブアートの美学的側面を光が持つほとんど物質を思わせるような側面と組み合わせる事をテーマとする傾向がある。Heckmannは、Carsten Nicolaiなどのアーティスト向けにビジュアル要素およびインスタレーションを制作したり、WHITEvoidのKineticLightsの制御用アプリケーションを開発してきた。また、時折Wüstenarchitektenというニックネームで、テクノイベントでの刺激的なビジュアル演出も担当している。

France Jobin & Markus Heckmann CA/QC + DE - Entanglement

「Entanglement」は、基本的には、量子力学における量子もつれという概念および性質を着想の原点とする科学研究と、場の量子論が交わる領域を足場とする、芸術プロジェクトである。France JobinとMarkus Heckmannがヒントとしたのは、現在量子もつれを説明するのに使用されている2つの有力な理論である、コペンハーゲン解釈と多元宇宙論(量子デコヒーレンス)だ。これらの2つの理論に加えて、時間の流動性と量子もつれの原理も、着想の原点となっている。