Words by Kazuyo Nomura
11月22日, 日曜日
音楽、ダンス、映像、言語、AI。DAY 3では、身体や声を起点にテクノロジーを取り込み、ライブそのもののかたちを更新する6組が登場します。シネマティックな音楽、ダンス、生成表現まで、それぞれ異なる手法で舞台の可能性を探ります。
A/Visions 3:身体から、世界をつくる
Film Scores for No One - a Patrick Watson project CA/QC
メインストリームとアヴァンギャルド双方から支持を集める、カナダのシンガーソングライター/コンポーザー/マルチ奏者Patrick Watsonによる最新プロジェクト。過去5年間に制作したインストゥルメンタル素材を基に、モジュラーシンセを軸としたオリジナル作品を披露。ネオクラシカルな煌めきとエレクトロニックな感情性の間を行き来し、映画音楽を思わせるシネマティックな音世界を描きます。
ライヴでこそ真価が発揮される日本初演を、ぜひ会場で!
Daito Manabe x ELEVENPLAY JP
MUTEK.JPに最も多く出演し世界で活躍する、生命、知能、社会がどのように創発するのかを、音楽、映像、プログラミングを通して探究する日本を代表するアーティスト、プログラマ、コンポーザーと、7年ぶりの出演となるテクノロジーと身体表現を融合してきた最先端のダンスカンパニーにのコラボレーション。
ダンスインスタレーション『+1+1+1+』は時間と構造をテーマに、古典的な音楽構造と現代的なリズムの反復、ダンサーの身体、映像、光、可変するフレームを重ねます。同期とずれを繰り返す舞台空間を通して、身体とテクノロジー、音楽とダンスの境界を再構成。
2024年富山で初演、昨年の香港・上海公演を経て、待望の東京初上演!!
Play 2:新しい身体、新しいパフォーマンス
囁く声、反復するビート、踊りと呼吸。そして、テキストや声、光をAIがその場でイメージへと変換するプロセス。「Play 3」では、身体から生まれるものと、言語やデータを素材に世界を生成する試みが登場します。
Box300ではアジア発の4組が、身体とAIという異なるアプローチでライブの新しい可能性を探ります。
Dimension Plus TW
テクノロジー、文化的なストーリーテリング、ヴィジュアル制作が交差する領域を探求する、学際的な台湾のニューメディアアート・コレクティヴ。
『MOVING PLUS: The World as Prompt』では、台湾を代表する現代小説家Yi-Chin LOが読み上げるテキスト、声、光をDimension PlusがAIによってリアルタイムで翻訳し、コラージュアーティストRaintree 1969が断片化されたイメージを新たなヴィジュアル・ナラティヴへと再構築 します。言語、音、映像、AIが織り重なり、「プロンプト」から多次元的に交差する世界が立ち上がる生成プロセスを、日本初登場となるライブでご覧ください。
Azikazin Magic World + tsuchifumazu KR+JP
韓国を拠点に、音楽、映像、アニメーション、ゲームを横断して「Tra→Kids!」を展開する5人組メディアミックス・クリエイティブ・コレクティブ。デビュー作『Memory Overdrive』では、ドラムンベースやブレイクビーツを軸に多彩なクラブサウンドを融合。
MUTEK.JPでは、LioncladのフィンガードラミングとMoogiaのライブ・ヴォーカルに、ミュージックビデオやVJ、ライヴ演出などを手がける日本のクリエイティブデュオtsuchifumazuのリアルタイムVJが加わり、アルバムの世界を没入型オーディオヴィジュアルのライブで体感してください!
tamanaramen JP
東京とロンドンを拠点に活動する姉妹オーディオヴィジュアル・ユニット。
囁くようなヴォーカル、アブストラクトなサウンド、映像表現を融合してきました。
『DANCE IS BREATHING』では、踊りと呼吸、変化し続ける身体をテーマに、アンビエント、IDM、テクノと流動的な映像を展開。
反復するビートと踊りが知覚と身体感覚を揺さぶり、個人的な記憶と集団的な陶酔が交わる瞬間を生み出すオーディオビジュアル・リチュアルです。
Eq (E.O.U + vq) + JACKSON kaki JP
遊び心ある演奏とDJを展開するE.O.Uと、複数のスマートフォンを楽器として操るvqによるジョイント・セッション・プロジェクト。
サウンドの有機性や即興性から生まれる遊びによって拡張された、自由の領域を流浪していきます。
VJにはMUTEK.JP4回目の出演となる、3DCGや映像、パフォーマンスを横断し身体とテクノロジーの関係を探るマルチメディア・アーティストが加わり、音とヴィジュアルがリアルタイムに呼応し合う、ライブならではの体験を生み出します。
モジュラーシンセが描くシネマティックな音の世界、身体とテクノロジーを融合するダンス、AIによるリアルタイム生成、ゲームカルチャーとドラムンベース、呼吸とビートから生まれる身体表現、スマートフォンと映像を駆使した即興ライブ。DAY 3では、それぞれ独自の芸術的言語とアプローチを持つ6組が登場。
個性が際立つライブパフォーマンスの多彩なかたちを、フェスティバル3日目の夜のステージでお楽しみください。
※4日間通し券のパスポートも販売しています。
日時:2026年11月22日(日)
開場:17:00/開演:18:00–22:00
会場:MoN Takanawa: The Museum of Narratives | A/Visions 3 at Box1000 | Play 3 at Box300
PLASTIKMAN | 発酵ポリフォニー
【Day 2】知覚・時間・空間
【Day 1】3D・構造・リアルタイム
MUTEK.JP Edition 11