メニューを開く メニューを閉じる
2026年 9月 28日
News List

【Day 2】知覚・時間・空間

Mutek 2019 7

Words by Kazuyo Nomura

11月21日, 土曜日

7組のアーティストが探るオーディオヴィジュアルの多様な現在


ピアノ、電子音響、生成映像、AI、声、クラブ・グルーヴまで。異なる方法で音とイメージを結びながら、7組のアーティストが時間、空間、そして知覚そのものにアプローチします。作品ごとに異なる発想と技術が並ぶDAY 2、オーディオヴィジュアル表現の現在が見渡せます。


A/Visions 2:3D表現を超えて

知覚のコンポジション

広大なシアタースペースBox1000を舞台に、世界最高峰のオーディオヴィジュアル作品をショーケースする「A/Visions 2」。催眠的なエレクトロニカとピアノ、身体性を帯びたバンド・アンサンブル、極限まで精密に同期する音と映像。3組の異なるアプローチが、知覚を刺激するそれぞれの世界を立ち上げます。

Hania Rani presents Chilling Bambino PL

クラシックを基盤に、ジャズやエレクトロニックを横断するポーランドを代表するピアニスト/作曲家/ヴォーカリスト。今回はProphetシンセへの愛から生まれたオルターエゴ・プロジェクト『Chilling Bambino』で登場。

自らを解き放つ、ダークなエレクトロニカと催眠的なリズム、アップライトピアノが交差する、音のアドベンチャーを展開します。

進化するプロジェクトの現在形を、ぜひライブで確かめてください。

Screen Shot 2026 10 08 at 11 33 04
watch
Screen Shot 2026 10 08 at 11 35 58


mouse on the keys JP

川﨑昭(Drums)、新留大介(Piano/Keyboard)、白枝匠充(Piano/Keyboard)による2台のピアノとドラムの独創的なアンサンブルで知られる結成20周年を迎えたインストゥルメンタル・バンド。MUTEK.JP 2026のためにアンビエントとテクノ・ミニマリズムに新たな次元としてオーディオビジュアルを融合させた特別なパフォーマンスを披露します。ヴァイオリニストの常田俊太郎とVJのrokapenisを迎え、反復、揺らぎ、そして没入感のある映像を通じてアコースティックな演奏とデジタル表現が交差します。

MUTEK.JP 2026で開催される、20周年を記念した特別な夜をお見逃しなく。

V600 motkwebsite
watch
Screen Shot 2026 10 08 at 11 46 58


Ryoichi Kurokawa JP/DE — nD

20年以上にわたりオーディオヴィジュアル・アートシーンを牽引してきた先駆者/作曲家。最新作『nD』は、長年展開する『cm:av_c 』の第3作です。

2面スクリーン上で、音と視覚、抽象と具象、意味と無意味が二元性と非二元性の間を揺れ動き、知覚を「分離」と「不可分」の間へと導きます。

意味を削ぎ落とした純粋なオーディオヴィジュアル表現がもたらす、直接的で感覚的な体験となるでしょう。

Screen Shot 2026 10 08 at 11 49 26
watch
Screen Shot 2026 10 08 at 11 51 32


Play 2:知覚のインターフェース

AIが再構成する地理、音と光による時間感覚、声とリアルタイム映像、クラブ・グルーヴとオーディオリアクティブなヴィジュアル。Box300では4組それぞれのシステムと発想が、音・光・イメージの関係をリアルタイムで変化させ、知覚と空間への異なるアプローチを提示します。

NEUROSCAN (Canblaster & Neurotypique) FR

モジュラー・シンセやUKガラージ、IDMを横断する電子音楽家と、TouchDesignerによる生成ヴィジュアルを手がけるアーティストのコラボレーション。

IRCAMでのリサーチを背景に、サウンドとヴィジュアルシステムをリアルタイムで接続します。

ひとつひとつの音が映像に作用し、光や動きが音響へ応答します。クラブミュージックのグルーヴとオーディオリアクティブなヴィジュアルによるライブを、ぜひ会場で体感してください!

Screen Shot 2026 10 08 at 11 54 23
watch
Screen Shot 2026 10 08 at 11 56 53


Johanna Elina Sulkunen & Tapani Toivanen FI/DK — SONORITY

声を呼吸、振動、記憶、身体性を含む「生きたシステム」として扱い、実験音楽やエレクトロニクスへと拡張する作曲家/ヴォーカリスト/サウンドアーティストと、GPUプログラミングやシミュレーションによるリアルタイム・ヴィジュアルを手がけるアーティスト。

『SONORITY』では、人間の声と電子音響、リアルタイム生成映像をひとつのシステムとして構成。

呼吸や発声の変化がその場でヴィジュアルに反映され、身体を起点に、知覚やエコロジーへとテーマを広げます。

Screen Shot 2026 10 08 at 12 01 18
watch
Screen Shot 2026 10 08 at 12 04 24


Riccardo Giovinetto IT — H U M Ī

ヴィジュアル/マルチメディア・アーティストであり、物理学者、大学教授としても活動。没入型インスタレーションやアルゴリズミック・コンポジションを横断し、『H U M Ī』では世界各地の高精細な地理データをAIで再構成。地表や海岸線、都市の質感を実在しない地理へと変容させます。

さらに4チャンネル音響が映像にリアルタイムで呼応し、視覚と音響が相互に作用する空間へと展開します。

絶えず変容し続け、目の前でライブ生成される地形の世界へと足を踏み入れてください!

Screen Shot 2026 10 08 at 12 08 45
watch
Screen Shot 2026 10 08 at 12 11 35


Nicolás Melmann AR/ES — Música Aperta

音の社会的・詩的な側面に取り組み、フィールドレコーディングやデータソニフィケーションなど多様な手法を横断するサウンドアーティスト/作曲家。

『Música Aperta』では、ストリングのドローン、ボウル、オルガンに、抽象映像や初期の顕微鏡映像から着想を得たヴィジュアルを重ねます。

光、有機的な形態、音の関係を再構成し、現代の速度感とは異なる時間の知覚を提示します。

Screen Shot 2026 10 08 at 12 13 59
watch
Screen Shot 2026 10 08 at 12 16 13


クラシックからクラブミュージック、アコースティックな演奏からAIと生成システムまで、DAY 2ではまったく異なる方法論がひとつの夜に並びます。7組のアプローチが、時間や空間の感じ方をどう変えるのか。その違いをぜひ会場で体感してください。

DAY 2 チケットはこちら

※4日間通し券のパスポートも販売しています。

日時:2026年11月21日(土)
開場:17:00/開演:18:00–22:00
会場:MoN Takanawa: The Museum of Narratives | A/Visions 1 at Box1000 | Play 1 at Box300

Copy URL to clipboard Copied to clipboard