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アーティスト

Luna Woelle & Risako Nakamura & tibslc - supported by NEWVIEW CYPHERSL+US/JP+DE

Luna Woelle & Risako Nakamura & tibslc - supported by NEWVIEW CYPHER<sup>SL+US/JP+DE</sup>
Luna Woelle & Risako Nakamura & tibslc - supported by NEWVIEW CYPHERSL+US/JP+DE

Luna Woelleは21歳のスロベニア出身、東京を拠点に活動する3DCGアーティスト。リャブリャナのグラフィックデザインの学校を卒業後、日本料理の専門学校に入学するため来日。バンデミック以降、彼女はデジタルアートに回帰し、抽象的で有機的な形状のモデリングからハードサーフェスモデリングまで表現の変遷を辿っている。AR作品『空想のロボティクス』では、消費資本主義への理解や、技術的に進歩した大都市での便利な生活に反応し、一見ロボット装置を思わせるが、実際には何の機能も役割もない単なる見掛け倒しのオブジェが制作されている。その皮肉は、資本主義社会の終わりのない中毒性と欲望のサイクルに対する、彼女の羞恥心と依存心を前面に押し出している。渋谷パルコ「P.O.N.D.」やContact Tokyoで作品を発表。また、実験的な音楽レーベル / オーディオビジュアルプラットフォーム「Mizuha 罔象」の共同創設者、ビジュアルキュレーターおよびマネージャーとして、さらにDJとしても活動する。

Risako Nakamuraはファッションデザイナー / 作家。「物語と編む服」を製作する。3DCGの衣装のエンジニアリングから、脚本とその衣装を製作。文学、ショートムービー、演劇、ダンスパフォーマンスなどが組み合わされた作品を手掛ける。近年の作品は、『蠱惑』(2021) 舞台脚本と衣装、『A Mother’s Daydream』(2022) 脚本と衣装、『春が何処にあるのかは、まだ誰も知らない』(2022) 脚本と衣装。『着物語』小説と衣装 (近日公開)がある。

tibslcはライプツィヒを拠点とするミュージシャン/サウンドアーティスト。2020年、オデッサのレーベルKiiberboreaから初のEPをリリース。2021年にはマンチェスターのSfericからデビューアルバム『Delusive Tongue Shifts – Situation Based Compositions』を発表。本アルバムでは電子音の透明なサウンド、微かなノイズ、環境音などが繊細にコンポジションされ、まるで仮想空間のアンビエントスペースへと誘うような音響空間を構成している。また、2022年には同レーベルから最新アルバム『Hypertranslucent』をリリースしている。

Kana Kittyは舞踏家。自身の表現を探求すべく、師を持たず独自に踊り始める。北欧・ヨーロッパを始め国内外の芸術祭に招聘される一方、映画「劇場版おっさんずラブ」やドラマ「落ちた事のある空」他、多数のMVに出演。2021年にはMUTEK.JPに出演。その他テクノDJとの共演、アパレルブランドのモデルなど活動は多岐に渡り、舞踏の認知拡大・次世代の舞踏の提示に努める。

NEWVIEW CYPHERはファッション・グラフィック・ミュージック、あらゆるジャンルのクリエイティブをXR表現に昇華するアートコレクティブ。XRの未来の可能性を開拓・拡張、「Break the Border」を合言葉に、表現形式の境界、表現手法の壁を超えて、新たなカルチャーの創造に挑む。

Luna Woelle & Risako Nakamura & tibslc - Supported by NEWVIEW CYPHER SI+US/JP+DERobots out of Love

「Robots out of Love」のテーマ「人間は愛に値するか」。物語はそんな、自然という母と人類という子の、愛をめぐる問いかけを未来に向けた。「与える」ことを忘れた人間の、閉じられた交換と内なる進化を、音楽とダンスパフォーマンス、3DCGアニメーションやAR、そして登場する空想のロボティクスに込めている。

【クレジット】
脚本 / 衣装:Risako Nakamura
美術監督 / CG:Luna Woelle
音楽:tibslc
振付 / パフォーマンス:Kana Kitty
XR演出:hacha
テクニカルサポート:Ayako Okamura (ayakooo), Yuki Matsuoka
プロデュース:NEWVIEW CYPHER(Discont, 室諭志)