kyoka & Takuma NakataJP
kyokaは、Alva Noto主宰のドイツの実験レーベルRaster-Notonに所属した初の女性アーティスト。電子音楽プロデューサー、DJ、インスタレーションアーティスト、フィールドレコーダーとして、周波数や音を軸に幅広いサウンド活動を展開する。
これまでに、Aphex Twin自身がキュレーションしたマンチェスターのWarehouse Projectをはじめ、MUTEK(複数国)、ポンピドゥーセンター(パリ)、CTM(ベルリン)、Sonarなど、世界各地で公演を行ってきた。教育・レクチャー活動にも積極的で、ブラウン大学(アメリカ)、Rhythmic Music Conservatory(デンマーク)、ヨーテボリ大学(スウェーデン)、サラゴサ大学(スペイン)、南方科技大学(中国)などの教育機関や、Ableton Loopなどのイベントに参加。2023年にはヴェネツィア・ビエンナーレ音楽部門の若手育成プログラムで指導者を務め、その秋以降はスイスの機関を拠点に、ニューロサイエンスと音楽理論・作曲の関係を探求する活動を中心に据えている。
Takuma Nakataは、アーティスト/映像作家。ノードベースプログラミング言語vvvvを中心としたリアルタイム映像を軸に、オーディオビジュアルや映像インスタレーションを探求。2024年に、映像のピクセルを解析し直接音を生成するパフォーマンス auve を制作し、近年は映像のみならず音そのものへの探究を深めている。2019年に日本人として初めてAdobe Creative Residencyに参加。2024年にはFlying Tokyoに参加し、Daito Manabeらのフィードバックを受けながらauve を完成させた。