Black Boboi + YanneekJP + CA/QC
2018年6月、音楽コミュニティレーベル、BINDIVIDUALの立ち上げをきっかけに、小林うてな、Julia Shortreed、ermhoiの3名でBlack Boboiを結成。2019年1月にミニアルバム『Agate』を発表し、同年8月にFUJIROCK FESTIVAL’19のレッドマーキーステージに出場。2020年11月にはファーストアルバム『SILK』をリリース。メンバーはそれぞれがソロアーティストとして、多岐に渡る活動を行っている。
最初のアルバム『Agate』は暖かい繭の中で3人の音楽的な経験を凝縮したような作品であった。そして2枚目の『SILK』は繭から飛び出していくという初動のイメージから、コロナの影響を受けて自宅からリモートで制作したことで、非常に内的な世界を拡大していくような作品に。MUTEK.JPではこれらの作品をアレンジしつつ、現在新たな感覚で世界と対話する中で生まれてきた新曲を合わせてパフォーマンスする。
Yanneekは、モントリオールを拠点に活動するアートディレクター、グラフィックデザイナー、モーションデザイナー、VJ、またイベントオーガナイザー、DJ (Yann) でもある。彼のビジュアルは、作品に付随する音楽のビートの一部となって振動し、その膨張する形がスクリーンから飛び出しそうになるまで、あるいは私たちをその中に引きずり込みそうになるまで揺れ動く。それはまるで、ゆらめく深宇宙のトンネルや、終わりの見えない無限の視線のように見える。
過去20年にわたり、Yanneekはモントリオールや世界各地の数多くのイベントやプロジェクトにそのクリエイティブなスタイルを提供し、Tech Safari Productionsと共同でヒプノティックかつパワフルなコンポジションを創作したり、没入型デザインスタジオを共同創設して、エネルギーに満ちた光り輝くマルチメディア作品やライブビジュアルを制作してきた。彼の作品は、最先端のグラフィック技術を利用して芸術的なパフォーマンスを唯一無二の魅力的な体験に変える。これまでに、シルク・ドゥ・ソレイユのショーや、マルチメディア企業Moment Factory、Silent Partners Studio、LUZ、Float-4のためのイベントや作品、あるいはモントリオール国際ジャズフェスティバル、イグルーフェスト、モントリオール・ルミエール、エクリプスフェスティバル、MUTEKなどの現地音楽イベントでその体験が披露されてきた。