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Edition 10

MUTEK.JPは2016年11月に東京でMUTEKフェスティバルを日本初開催して以来、2025年度で10周年を迎えました。節目となる第10回目は、オーディオビジュアル・パフォーマンスを牽引する日本唯一のフェスティバルとしてのMUTEK.JPの独自性が明確に確立されたと同時に、その基盤のもとで実験と進化を加速させる、新たな拡張フェーズへ踏み出す回となりました。

今年のキュレーションにおいては、これまでの歩みの中で結晶化させてきたビジョンと培ってきた審美眼、育んできたアーティストやコミュニティ、国際的ネットワークとの関係性を反映し、かつてない多様性を備えたユニークなラインナップが実現しました。ローカルとインターナショナル、新人とベテランが交差し、オーディオビジュアル・アートから実験音楽、ダンスミュージック、バンド、即興、前衛、アカデミック、エンターテイメント、文化的アイデンティティや社会的背景を映し出す表現に至るまで、さまざまなジャンルや手法、視点をもつ51組のアーティストによるパフォーマンスが7つのプログラムを通して横断。フェスティバルの輪郭そのものを拡張するエディションになりました。

4日にわたり、都内の8つのヴェニュー(O-EAST, WWW, or MIYASHITA PARK, WOMB, 渋谷ヒカリエ ホールB, 渋谷スクランブル交差点, トンネル東京, Fil)と協力し、フェスティバル、カンファレンス、プレゼンテーションイベント、ワークショップを開催しました。

50名の登壇者が参加したカンファレンスを皮切りに、MUTEKの発祥地であるケベック州政府との協業プロジェクト「L’Effet Québec」では、ケベックのクリエイティブ企業を日本に招聘・紹介。さらに長年のコラボレーターであるTouchDesigerおよびAbletonとのワークショップ、DIG SHIBUYA 2026との提携によるパブリック上映会など、多角的なプログラムを展開しました。またTouchDesignerのアジア初となるプレゼンテーションイベント「TouchDesigner Event Tokyo 2025」との連動など、地元から世界へと広がるクリエイティブコミュニティと協働することで、MUTEK.JP Edition 10の一環としてさまざまなプログラムを実施する機会に恵まれました。合計6,000名以上の観客に来場いただくことができました。

また、10年間の継続を通じて、観客の皆さんとの間に信頼が育まれてきたことを実感しています。初年度から足を運んでくれている方、繰り返し参加してくれている方、今回初めてご来場いただいた方——すべての皆さまに、心より御礼申し上げます。
本年度は、文化庁が推進する「令和7年度日本博2.0事業」の支援のもと開催されました。さらに、13の行政・文化機関、27のパートナー企業の皆さまの多大なるサポートと協力によって、本フェスティバルは実現しました。私たちのビジョンに共感し、ともに歩んでくださったすべての方々に、心より深く感謝申し上げます。

11年目も、挑戦と進化を続けてまいります。どうぞ今後の展開にご期待ください。

数字でみるEdition 10

  • 4日間、東京の8会場でフェスティバル/カンファレンス/プレゼンテーション/ワークショップを開催

  • 7つの異なる音楽プログラムを提供、51組のアーティストによるパフォーマンスを展開

  • 日本のローカルアーティスト23組、インターナショナルアーティスト28組が参加

  • カンファレンスプログラムで11のトークセッションを展開、国内・海外から50名の登壇者が参加

  • ケベック州政府との協業プロジェクトL'Effet Québecを開催、ケベックのクリエィティブ企業を12社招聘

  • 2社とのデジタルクリエィティブのワークショップ[TouchDesiger / Ableton]を2日間無料にて開催

  • DIG SHIBUYA 2026との連携プロジェクトShibuya Crossing Night Artを実施、渋谷スクランブル交差点でアーティスト8組の作品を上映

  • プレゼンテーションイベントTouchDesigner Event Tokyo 2025を2日間にわたり連携開催

  • 13の行政、文化機関、27のパートナー企業より支援

  • 合計参加者 6,034

  • 令和7年度日本博2.0事業(補助型・独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)として開催

Edition 10のアフタームービーはこちら。画像をタップしてご覧ください ↓

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Screenshot 2026 03 10 at 3 58 00 pm

プログラムの振り返り

A/Visions - Opening Night

Thursday, 20 November 2025
at WWW

オープニングプログラム「A/Visions」が渋谷WWWで開催。チケットは早々にソールドアウトし、満員の観客が迎える中、幕開けを飾ったのはEiko Ishibashi, Jim O’Rourke, Joe Taliaのトリオによる、電子音と生音が融合した実験的インプロヴィゼーション。ユーモアたっぷりに感情を揺さぶる生きた音の移ろいが、高度な技術と表現力で紡ぎ出される、息をのむような見事な演奏がなされました。そこにLine Katchoが、映像のアンビエンスで音楽をやわらかく包み込むようなビジュアルを演出しました。

続いて初来日を果たしたスイス/フランス出身のNoémi Büchiが登場。現代クラシック的なハーモニーと不協和音、ブルータルノイズを駆使して高揚感を生み出す強烈なオーディオビジュアル作品『Does It Still Matter』が披露されました。

そしてトリを務めたのは、2016年のMUTEK.JP初開催で初日トップバッターを務め、その型破りな実験性で観客に強烈な印象を残したモントリオール拠点のMartin Messier。10周年の節目に同じWWWで彼の新作を迎えられたことは、MUTEK.JPの歴史を振り返るうえでも象徴的で特別な瞬間となりました。披露された新作『1 Drop 1000 Years』は、水滴、光、音、データ、物理プロセスを独自の装置で巧みに操り、地球の海流システムの危うさを表現したミニマルかつ壮大な作品。前例のない没入型の体験で、観客を圧倒しました。

Eiko Ishibashi + Jim O’Rourke + Joe Talia JP+US/JP+AU [VJ: Line Katcho CA/QC]
Noémi Büchi CH — Does It Still Matter
Martin Messier QC/CA — 1 drop 1000 years


Nocturne 1

Friday, 21 November 2025
at Spotify O-EAST

渋谷Spotify O-EASTを舞台に3夜にわたって開催されたプログラム「NOCTURNE」。その初日は、シリーズ中最多となる観客動員を記録し、熱気に満ちた幕開けとなりました。

トップを飾ったのは、日野浩志郎率いる実験的リズム・アンサンブルgoat。真っ暗な空間に抑制の効いた照明だけを配したステージ演出のもと、ミニマルなフレーズの緻密な構築と反復によってトランス的な高揚感、どこか異国を想起させるサウンドスケープを立ち上げました。純粋に音とリズムの力で身体感覚と意識が拡張していく、まさに“Less is more”を体現する上質な時間でした。

続くAlva Notoは、初回MUTEK.JPでのRasterショーケース以来のカムバック。コンセプチュアルな美学に貫かれたミニマルかつ精緻なサウンドデザイン、緊張感を帯びるグリッチやビート、そして音と完全に同期した映像演出が空間を鋭く切り開き、知覚が研ぎ澄まされていくような純度の高いAV体験をもたらしました。さすがの一言。

∈Y∋ + C.O.L.Oは、ドローン、ノイズ、シンゲリ、ガバなどを横断する轟音の奔流と、サイケデリックでデンジャラス、コミカルな要素までを内包した映像を完全融合。圧巻の総合表現でフロアを一気に掌握し、観客を打ちのめしました。

そして日本のバンドGEZANが登場。MUTEK.JPに向けたエクスペリメンタルセットで臨んだ彼らは、幽玄なドローンから静かに立ち上がり、緊張とカオスをじわじわと増幅させ、スリリングな実験即興でピークへと到達。そこからサイケデリック・ロックへと解き放つ流れでフロアを沸かしました。高い熱量とともに感情や思いを露わにし、問いを放つそのステージは、そこにいる人の意識、心を大きく揺さぶりました。Kiyotaka SumiyoshiのVJは、赤を基調としたGEZANのステージに確かな美学と卓越したテクニックで粋な華やかさを添え、ライブ体験をさらなる高みへ引き上げました。

深夜を回って登場したのは、MUTEK.JPのレギュラーである韓国出身のmachìna。近年注力するダンス志向のライブセット「Action」を携え、空間の空気を一瞬でクラブモードへと変換。硬質なテクノの質感とドライブ感のある展開で、フロアをじわじわと深みにハメていきました。盟友のManami Sakamotoによるヴィジュアルは、赤・黒・白を基調としたミニマルな色彩設計のもと、繊細なテクスチャーやパターンをリズムに鋭く同期させ、キレのある光の表現へと昇華しました。

続くNicola Cruzのライブは、音によって終始浮遊感に包まれる没入体験。温かみのあるハウスグルーヴを軸に、奇妙でトリッピーなトラックを自在につなぎ、豊かなサウンドジャーニーを届けてくれました。VJのBunBunは、鮮やかな色彩やホログラフィックな要素を取り入れた洗練されたヴィジュアルを展開し、高度な即興性によって音と絶妙にシンクロ。理想的なオーディオビジュアルの相乗効果を体現していました。

ラストを飾ったメキシコ出身のPAURROによるDJセットは、バウンシーで陽気さを帯びたパワフルな選曲でフロアを魅了。Alex Vlairによるコントラストの効いたカラフルかつサイケデリックな映像がトリップ感を演出しました。

goat JP
Alva Noto DE — HYBR:ID UNI PARA
∈Y∋ + C.O.L.O JP
GEZAN JP [VJ: Kiyotaka Sumiyoshi JP]
machìna KR/JP [VJ: Manami Sakamoto JP
]
Nicola Cruz EC [VJ: BunBun CA/QC]
PAURRO MX [VJ: Alex Vlair CA/QC]


Nocturne 2

Saturday, 22 November 2025
at Spotify O-EAST

フェティバル3日目のプログラム「Nocturne 2」は、ウィーン拠点のMONOCOLORによるオーディオビジュアル作品『Sentient Ocean』でスタート。重低音とノイズ的テクスチャーを伴う壮麗な音響に、モノクロの流動的かつ有機的なテクスチャーがリアルタイムで生成される映像が一体化し、圧倒的な没入空間を創出。視界から脳までを完全にロックされたかのようなこのようなライブアートを、音楽イベントの文脈で体験できるのはMUTEK.JPならではと言えるでしょう。

続いて登場したNONOTAKは、緻密さとシンプルさが共存したエレガントなモノクロAVライブを披露。クリアな音響と光、テージ上のパフォーマンスが互いに機能し、空間全体を一つの作品として成立させる唯一無二の体験を生み出しました。続くHalina Riceは、新作アルバム『UNREALITY』を中心に添えた楽曲に独自の映像表現を組み合わせ、空間的な広がりと没入感を伴うプログレッシヴハウスAVを表現。

そしてMUTEK.JPに常連であるDaito Manabeは、多様なダンスミュージックジャンルを横断する疾走感あふれる独創的なサウンドに、技術的・美学的に洗練されたクールな映像を融合。絶え間なく変容し続けるAVセットで観客を魅了しました。今年も一段と進化を遂げた彼の表現は、現代オーディオビジュアルライブの最前線を体現するひとつの象徴と言えるでしょう。

深夜を回り、Jacques Greene & Nosaj ThingによるVerses GTが登場。ほかのアクトとは一線を画すのは、暗闇とカラフルなライティングを巧みに組み合わせたステージ演出。哀愁ムードと瞑想感が漂うサウンドスケープに、身体を揺らすグルーヴが共存するライブを展開しました。続くMartyn Bootyspoonは、パーカッシヴなリズムと躍動感あふれるビート、うねるシンセを軸にしたライブセットで、フロアの熱量を常にキープ。一環して”踊る喜び”を引き出す、魅力に満ちたプレイを展開しました。VJのJACKSON kakiは、生物とマシーンが融合したかのような有機的モチーフを多角的に投影しながら、進化と変容を繰り返すゲーム感覚の映像を展開。Martynのビートに思わず身体が反応してしまうのと同様に、映像もまたごく自然にライブの流れへと溶け込み、音と視覚が一体となった体験を生み出していました。

ラストを飾ったDJ SAMOは、ハウスやテクノを軸に据えつつ、ソウルやR&B、ブレイクスやトライバルな質感を織り交ぜた独自の選曲センスでフロアを牽引。絶妙なグルーヴの維持力でこの日を見事に締めくくりました。MISOLAによるVJは、変化に富むテクスチャや躍動するパターン、鮮やかな色彩とカオティックな要素を巧みに組み合わせ、空間をダイナミックかつ華やかに彩りました。

Daito Manabe JP
Halina Rice UK
Martyn Bootyspoon CA/QC [VJ: JACKSON kaki JP]
MONOCOLOR AT — Sentient Ocean
NONOTAK FR/JP
SAMO JP [VJ: MISOLAJP]
Verses GT: Jacques Greene + Nosaj Thing CA/QC+US


Nocturne 3

Sunday, 23 November 2025
at Spotify O-EAST

4日目、最終日の「NOCTURNE 3」は、kyokaとサカナクションの草刈愛美によるライブパフォーマンス「ウカブオト : superposition」でスタート。スクリーンには水流の観測とその知覚現象に着目した映像を投影し、徐々に自然音やシンセサウンド、ベースの即興演奏やトラックを重ね合わせ、実験的でありながら美しいアンビエント・エレクトロニカの世界を紡ぎ出しました。続いて登場したGuillaume Coutu-Dumont & Line Katchoは、SFや神話にインスパイアされたシンセ主体のサウンドと、架空の帝国をモチーフにした映像を融合させたAV作品『Les Empires』を披露。インプロ要素を含んだGuillaumeの軽快なプレイが視界に入るなか、美しくもどこか不穏さのある西洋的な視聴覚表現で、観る者を物語へと引き込んでいく体験を生み出しました。

続いて登場したOpen Reel Ensembleは、3人のメンバーがそれぞれオープンリールを駆使して音を紡ぐライブを展開。ステージを駆け回るカメラマンの映像がスクリーンに投影され、演奏行為や表情がリアルタイムで観客に届けられるスタイル。アナログ機器から音が生まれる瞬間や即興ならではの緊張感を体感できるだけでなく、マイクを通してフロアに語りかける巻き込み型の演出により、観客は大いに盛り上がりました。高いエンターテイメント性が宿る、観る者を存分に楽しませるパフォーマンスでした。

モントリオールを代表するアーティストのひとり、Marie Davidsonのライブは、テクノ、エレクトロ、ポストパンクが融合するクールなサウンドの世界観に、彼女自身のアティチュードや存在感を前面に押し出した語りや歌が加わるスタイル。表情や身振りでフロアを煽るようなステージングは観客を強く引き込み、熱狂するファンの姿も印象的でした。

日本出身ドイツ拠点のデュオWaqWaq Kingdomは、多様なトライバルミュージックの要素を独自の電子音楽へと昇華したサウンドを軸に、日本各地の祭りの映像をコミカルにエディットしたヴィジュアルをスクリーンに投影。“どこの国・次元でもない巫女”を思わせる佇まいのKiki Hitomiが、歌と身体表現で儀式的なステージを演出。長年海外で活動してきた視点から日本文化を再解釈し、そのエッセンスをサウンドや映像に取り込むスタイルは、日本にとっては逆輸入的とも言えるブッキングでした。しかし、多様化が進みグローバルな感性を持つ観客がMUTEK.JPに増える中で、そのユニークな表現は出自を問わずあらゆるオーディエンスにとって斬新に響いたのではないでしょうか。

ベルリン拠点のMakoto Inoueは、疾走感のあるテクノのサウンドスケープに、異界を思わせるフラクタルな視覚表現を融合させたAVライブを展開。そして午前3時前、トリを飾ったのはSatoshi Tomiie × Kuniyuki Takahashi × Manami Sakamoto。両名のミュージシャンが放つ洗練された音色と旋律、リズムが徐々にミニマルに組み上げられ、フロアを深いダンスへと誘うグルーヴを展開。アナログシンセや生楽器の即興演奏が織りなす音の対話は有機的で、楽しさと至福感を同時に感じさせるものでした。Manami Sakamotoは自然のテクスチャと影を基調としたヴィジュアル表現で音に呼吸のように寄り添い、三者それぞれが展開して一つの時空を形作っていく、極上のライブ体験となりました。音が止んだ後もなお余韻が残り、もっと続いてほしいと思わせる中で、MUTEK.JP 10周年エディションの幕を閉じました。

Guillaume Coutu-Dumont & Line Katcho CA/QC — Les Empires
kyoka + Ami Kusakari (Sakanaction) JP — ウカブオト: superposition
Makoto Inoue JP
Marie Davidson CA/QC
Open Reel Ensemble JP
Satoshi Tomiie × Kuniyuki Takahashi × Manami Sakamoto JP — Isor 168
WaqWaq Kingdom JP/DE

Z8 G 0439
Z8 G 0907
Z8 G 0931 t
Z8 G 2466
Z8 G 6578
Z8 G 6621 t
Z8 G 8186
Z9 G 3359 2
Z9 G 3449
Z9 G 4179

Play

Friday, 21 November 2025
at or MIYASHITA PARK

「MIYASHITA PARK」内のカルチャーハブスペース「or」にて入場無料で開催されたプログラム「PLAY」。空間を囲う3面全体に映像を投影したフロアで、Kyokaとインタラクションデザイナー中田拓馬のコラボレーションライブ、Atsushi Kobayashiによる音、映像、LEDを搭載したロボットアームを組み合わせたライブセット、そしてIntercity-Express × 松山周平のオーディオビジュアル・ライブが展開されました。

Atsushi Kobayashi JP
Intercity-Express & Shuhei Matsuyama JP
kyoka & Takuma Nakata JP



MUTEK.JP x WOMB 1

Friday, 21 November 2025
at WOMB

2夜にわたりクラブWOMBで開催されたコラボレーションプログラム初日は、AOKI takamasaによるパワフルなドライヴ感でグルーヴを紡ぐDJプレイでスタート。続くモントリオール拠点のデュオFlabbergastは、奇妙さと躍動感が同居するライブセットを披露。さらにSatoshi Otsukiがじわじわと深いゾーンへと誘うDJセットを展開しました。

AOKI takamasa JP
Flabbergast CA/QC (Live)
Satoshi OtsukiJP


MUTEK.JP x WOMB 2

Saturday, 22 November 2025
at WOMB

2日目には、PerlonのSammy Deeがミニマルなセットでフロアを温め、Melchior Productions Ltdは削ぎ落としの美学を極限まで体現するかのような完成度の高いライブセットを披露。4FフロアにはVincent Lemieux、NIGELTHREETIMES、Kokiが登場。それぞれの個性が際立つプレイでフロアを着実に盛り上げました。

Sammy Dee DE
Melchior Productions Ltd DE (Live)
Vincent Lemieux CA/QC
NIGELTHREETIMES US
Koki JP

Z8 G 1393
Z8 G 3955
Z8 G 9106 t
Z9 G 1960
Z9 G 4032
Z9 G 5090 t
Z9 G 5951
Z9 G 8363
Z9 G 9623
L1 A9003

MUTEK.JP Pro Conference 2025

21-22 November 2025
at 渋谷ヒカリエ ホールB

渋谷ヒカリエホールBにて2日間にわたり、無料(事前登録制)のトークシリーズ 「MUTEK.JP Pro Conference 2025」を開催、MUTEK.JPの10周年記念エディションにおける重要なプログラムとなりました。Web3、XR、AIといった最先端技術に焦点を当て、日本国内外からアーティスト、クリエイター、研究者、業界関係者など50名のスピーカーが参加しました。

分野横断的なディスカッション、パネル、ショートプレゼンテーションを通じて、参加者はクリエイティビティ、テクノロジー、文化的プロダクションが交差する領域における新たな可能性を探究。それらの技術がアートの制作、体験、流通のあり方をどのように変化させているのかを考察するとともに、イマーシブ・インスタレーションからAI生成パフォーマンスに至るまで、実験的な試みと実社会での応用の両面が紹介されました。

また、本カンファレンスではAI同時通訳ツールPocketalk Conferenceを導入し、リアルタイムの多言語翻訳を提供。全11セッションのうち、日本語セッションが4本、英語セッションが7本行われ、約1,000名が参加。デジタルアート分野における国際的な知識交流への関心の高まりが示されました。

さらに並行プログラムとして「L’Effet Québec」を開催し、ケベック州を代表するデジタル・クリエイティブ・エコシステムを紹介。ケベックから先進的なクリエイティブ企業12社が参加し、イマーシブ・インスタレーション、インタラクティブ・メディア、オンチェーン実験などのプロジェクトを発表。アーティスト、スタジオ、文化機関の間での国際的なコラボレーションの具体例が示されました。

本プログラムは、急速に進化するデジタル環境のなかで、芸術的イノベーションとプロフェッショナルなネットワーク形成の双方を支援し、国際的なパートナーシップを築いていくというMUTEK.JPの取り組みを改めて示すものとなりました。


主なハイライト:

  • Alva Noto (Carsten Nicolai) が、自身の『Xerrox』シリーズについて特別講演を行い、知覚・サウンド・物質的プロセスの交差点を探る創作アプローチについて語りました。
  • 池上高志(東京大学) は、クリエイティブ実践におけるAIについて講演し、共創、マテリアル・エージェンシー、そして文脈から生まれるエマージェントなパフォーマンスに焦点を当てました。
  • 「攻殻機動隊・全アニメシリーズ横断」のセッションでは、没入型ARストーリーテリングの可能性についての洞察が紹介されました。
  • オンチェーン文化、メタバース都市、DePIN、そしてトランプ政権後のWeb3経済の変化をテーマとしたパネルでは、クリエイターを取り巻く技術的・社会的・経済的な変化が議論されました。
  • MawariのCEO、Luis Oscar Ramirezによる基調講演では、ブロックチェーン、XR、分散型ストリーミングを統合し、リアルタイムの没入型体験を実現する技術的アプローチが紹介されました。


TouchDesigner Event Tokyo 2025

23-24 November 2025
at 渋谷ヒカリエホールB

MUTEK.JPとコラボレーションで、2日間にわたりヒカリエホールBにて、コミュニティによるプレゼンテーションイベント「TouchDesigner Event Tokyo」を開催しました。



Digi Lab 1 & 2: TouchDesigner Workshop

19-20 November 2025
at Tunnel Tokyo

MUTEK.JPとDerivativeのコラボレーションによるTouchDesignerワークショップを、今年も初心者と経験者で2日間にわけてTUNNEL TOKYOで開催しました。



Digi Lab 3: Creative Lab by Ableton

Saturday, 22 November 2025
at Fil

MUTEK.JPとAbleton Japanのコラボレーションによる「Creative Lab by Ableton」と題したイベントを開催。今年のMUTEK.JPフェスティバルに出演した真鍋大度、Kuniyuki、Kyoka + Ami Kusakariの3組を迎え、それぞれの創作プロセスにおけるAbleton製品の活用法を訊く、トークセッションを行いました。



DIG SHIBUYA presents Shibuya Crossing Night Art

Friday, 21 November 2025
at 渋谷スクランブル交差点 大型スクリーン

MUTEK.JPフェスティバルの一環として、DIG SHIBUYA主催による夜間のパブリックアート上映イベント「Shibuya Crossing Night Art」が開催。渋谷スクランブル交差点の4面大型LEDビジョンを舞台に、MUTEK.JP & ETERNAL Art Spaceとしてキュレーションで参加しました。

MUTEK.JP & ETERNAL Art Space:
Kohui KR
MONOCOLOR AT
RICH & MIYU JP+UK
Saeko Ehara & Shuta Yasukochi JP
Yuma Yanagisawa JP/DE

DIG SHIBUYA 2026:
Taeko Isu
SEOHYO
Koshi Miura

H 2374
Z9 G 8732
Z9 G 8243
H 2811
H 3338
NFP07096
Z8 G 4893
Z8 G 5080
Z8 G 6003
Z8 G 6370

MUTEK.JP 2025 Partners

特別協賛:
株式会社TRIAD, 東急株式会社, 株式会社Mawari, ジョニーウォーカーブルーラベル

協 力:
株式会社インフォバーン, エアカナダ, セガサミーホールディングス株式会社, トンネル東京,
MEVIX, 攻殻機動隊展 Ghost and the Shell 製作委員会, TouchDesigner,
Ableton, MUTEK, CALQ, オーストリア文化フォーラム, PRS Foundation, Pro Helvetia,
DIG SHIBUYA, ギズモード, タイムアウト東京, 株式会社J-WAVE, 株式会社プリズム

後 援:
スイス大使館, 渋谷区, ケベック州政府在日事務所

補 助:
令和7年度 日本博2.0事業(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)

Video & Photo Credits

Aftermovie: Timothée Lambrecq
Music: WaqWaq Kingdom "Mind Onsen"

Photos: Shigeo Gomi