MUTEK.JPは、Gamma Festivalと共同で「AI Music Lab」を開催。ミュージシャン、作曲家、サウンドアーティスト、音楽学者、プログラマー、研究者、エンジニア、キュレーターが集まり、人工知能とアートの接点を探求しました。
このラボでは、ベテランのミュージシャンやサウンドアーティスト、AI/MLアプリケーションの経験を持つアーティスト、研究者、エンジニア、科学者による講義やワークショップなどのフレームプログラムを参加者に受けて展開。AIとアートに対する概念的アプローチ、サウンド制作へのAIの技術的応用、テクノロジーの歴史とメディア考古学、音楽学、倫理や社会発展への影響、それを取り巻くキュレーション戦略といったトピックが扱われました。
ラボの目的は、人工知能という専門的な分野を、普段はこの種のテクノロジーにアクセスすることや知識を得ることができないアーティストやクリエーターに開放し、AIとの相互作用を批判的に問いかけ、AIに対する固定観念を打破し神秘化し、革新的なアート実践を通じて人間とマシーンの新しいコラボレーションを発展させること。
ラボの構成は、音楽制作の領域と現代アートにおけるAIの関連性を紹介するトーク、プレゼンテーション、そしてパブリックでのパフォーマンスで完結。このパブリック公演は、渋谷のイベントスペースEdgeOfで開催。そして最終的にラボの成果は、2019年12月11日～15日に開催された第4回MUTEK.JPで発表されました。
Participating artists:
Andrey Chugunov (RU) / Bektur Riskeldiev (KZ) / Debashis Sinha (CA) / Hiroshi Yamato (JP) / Ilya Selikhov (RU) / Junichi Shimizu (JP) / Kinnara : Desi La (JP) / Madoka Kamiyama (JP) / Marina Muzyka (RU) / Rutger Muller (NL) / Takao Hirose (JP) / Tatiana Zobnina (RU) / Tatsuo Fujiwara (JP) / Tetsuya Ishikawa (JP) / Victor Joohoon Ha aka Öspiel (FR/KR)
Team
Curators: Maurice Jones (MUTEK.JP), Natalia Fuchs (ARTYPICAL)
Conceptual Artists: Helena Nikonole, Kazuya Nagaya
Facilitators: Peter Kirn (CDM), Natalia Soboleva
Partners
Venue Partner: EDGEof
R&D Partner: Qosmo Inc.
Strategic Partner: GAMMA_LAB AI
Academic Partner: Keio University SFC, Computational Creativity Lab
