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Immersive Collection

20191212 Z6 H 97211
「音と映像」の新しい表現を創造する革新的な作品、すなわち斬新なオーディオビジュアルパフォーマンスを紹介するフェスティバルとして、私たちは常にアーティストとともにテクノロジーの新境地を切り拓くことを心がけてきました。モントリオールにおける2022年度MUTEKでは、エクステンデッドリアリティ(XR)コンテンツプロデューサーとして新たな一歩を踏み出し、5名のアーティストが過去のフェスティバルでのパフォーマンスをXR作品として生まれ変わらせるという挑戦に挑んみました。瞑想的なものから超現実的でダイナミックなものまで、XRにまつわる折衷的かつ筋の通った3プロジェクトが誕生しました。

これらはドキュメンタリーでも、典型的なフィクションでも、コンサートでも、ゲームでもない、従来のジャンルにとらわれない作品群で、独自のXR活動を展開するものです。独創的なコンセプト、これまでにないナラティブ、そして高度なデジタル制作ツールから生み出された、新たなカテゴリーのオーディオビジュアル・VR体験に属しています。

[Talk program at Beyond the Frame]

Date: Saturday 19th of November: 11:00-12:30 JST
Tool: Zoom Webinar (with Japanese-English simultaneous interpretation) Ticket: Free (participants need to register from here from here)

Title: 音楽、アートから見据えるXRの未来像〜BTFF × MUTEK.JP

Details:
12月に渋谷で開催される電子音楽とデジタルアートの祭典 「MUTEK.JP」とのコラボレーションイベントです。モントリオール発の「MUTEK」は、文化芸術に関わる才能豊かな人材の発掘・育成をサポートし、世界に発信を続ける組織。今年からは、「MUTEK Immersive Collection」と題し、XRのプロジェクトもスタートしています。本イベントでは、「MUTEK」のメンバーとともにさまざまな観点からXRの未来像を探っていきます。※日英同時通訳のご利用が可能です。

Speaker:
・Maurice Jones (Artistic and Communications Director, MUTEK.JP)
・Lola Baraldi (Immersive Collection production manager)
・Chloe Alexandra Thompson (House of Moiré artist)
・Matthew Edwards (House of Moiré artist)

Moderator:
・Katsutoshi Machiba (Festival Director at Beyond the Frame Festival / XR Contents Producer)


Entanglement - France Jobin & Markus Heckmann

『Entanglement』は、量子物理学の理論を凝縮した見事な作品で、没入感のある感覚的な体験に鑑賞者を引き込みます。二つの粒子同士がつながることで、空間的にどれだけ離れていてもその状態が失われないという「もつれ」という概念を解釈しています。量子物理学の世界では、説明のつかない不思議な現象です。

この作品は時間の流動性、多元宇宙、コペンハーゲン解釈そしてデコヒーレンスという4つのそれぞれの学説に触れます。こうした複雑な概念から、科学とテクノロジー、そして可視化できないものを描き出す繊細さによって、視覚的にも音響的にも素晴らしい体験を導き出しています。鑑賞者は、緻密な映像と音声で構成された空間を巡ることになります。

France Jobinはオーディオ・インスタレーションアーティストで、作曲家、キュレーターでもあります。

Markus Heckmannはビジュアルアーティストであり、TouchDesignerの開発元であるDerivative社のテクニカル・ディレクターです。

Entanglement Website

House of Moiré - Chloe Alexandra Thompson & Matthew Edwards

『House of Moiré』は、視覚的・聴覚的な好奇心をそそる空間へと鑑賞者を誘います。光学的な図形、オーディオビジュアルプログラミングそしてミニマルな空間デザインに囲まれた部屋を、鑑賞者が自ら探索しながら進んでいきます。その結果、変幻自在の音と映像の構造を持つ、奇妙で好奇心をそそる「旅」が展開されます。

『House of Moiré』は、独自のオーディオソフトウェア、深度カメラ、モーションキャプチャーそしてインタラクティブデザインの原理を駆使し、心理音響と感覚の錯覚を追求したオーディオビジュアル系作品『Moiré』の様々な解釈の繰り返しをまとめたものです。

Chloe Alexandra ThompsonとMatthew Edwards(アーティスト名: aesthetic.stalemate)は、様々な分野にまたがるアーティストであり、共同制作者です。Chloeはインスタレーションやパフォーマンスにおける音の身体性や技術の媒介に関心を持つコンポーザー、サウンドデザイナーで、Matthewはインスタレーションアート、パフォーマンス、ヴァーチャルリアリティを融合させるアーティストです。

Moiré Website

Immortelle - Line Katcho

『Immortelle』は、心理的な忍耐力の浮き沈みを表現した、雰囲気に富む造形的な作品です。音と映像のかけらが想像的経験をもたらす予測不可能な作品で、内なる混乱に陥った心が外の世界をどのように捉え直すのかを探求します。鑑賞者は、さまざまな風景や季節を旅し、感情を喚起するような空虚な造形物を通り抜け、波や山頂をかき分け、真空中の存在感に触れます。身の回りに対する直感的な認識が自身の変容を映し出し、「戦う精神」が持つ柔らかさと激しさの両面を表現しています。

Line Katchoはコンポーザー、オーディオビジュアルアーティストで、主に動力の表現としての音と映像に関心を持っています。

動きや身体的な表現を通して感覚を喚起させ、鑑賞者に緊張感と解放感を与えることを目指しているアーティストです。

Immortelle Website